2012年10月16日火曜日

一貴、よくやった!

今週は、「FIA 世界耐久選手権 富士6時間」という、やたら長い名称のレースに行って参りました。
世界耐久選手権を略して、WECと書いたり、呼んだりすることが少なくありません。

このレースは今年、世界で8戦を戦いますが、第3戦にル・マン24時間が組み込まれ、価値を盛っています。注目度はそれほど高くない(一般的に、自動車の人気は日本で低迷中だし)のですが、トヨタの技術者たちがハイブリッドのレース車を本気で作っています。

そこがポイントだと思い、富士スピードウェイに行って参りました。

そこで見たのは、ハイブリッドのパワーのスゴサ。曲がってから数秒間の加速が、他のクルマと比較にならない速さなのです。

市販車ではハイブリッドが、燃費向上を目的に使われています。
ブレーキは通常、タイヤの近くにある金属板を、こすって減速します。理屈は自転車のブレーキと同じ。難しく言うと、運動エネルギーを熱エネルギーに変えて、減らす(減速する)訳ですね。
熱エネルギーは、運動エネルギーに戻せないので、「捨てている」訳です。

ハイブリッド車は、「捨てないで、運動エネルギーに戻す」というのがウリ。捨てていたのを使えるから、お得感がありますよね。そのお得感が、燃費で表れる訳です。

決められたルールで早く走るのがレースです。
ハイブリッドのモーターで、もっと早く走りたい。

過去のトヨタの発表したコメントから、モーターだけで300馬力もあるマシンのようです。
エライことですよ。300馬力って。

ということで、レースの中身を語っていたら、切りがないので、Jsportsの再放送やダイジェスト放送をご覧下さい。

タイトルの件については、コチラのインタビューで。
コチラでも、ご覧頂けます。


ちなみに、主催者がネット中継している、面白いレースです。次戦は上海。
公式ホームページはコチラ

0 件のコメント:

コメントを投稿