24日夜に、Apple Computerから最悪なクリスマスプレゼントをいただきましたが、それだけでは終わりませんでした。
27日夜に、ノートPCが起動しなくなったのです。
そのとき、ことの重大さに私は気づいていませんでした。
PC起動中に画面が真っ青になり、メモリーかHDDの不良のようなメッセージを表示していますが、OSをある程度読み込んでいるので、HDDが全面不良というのは、考えにくく、ま、しばらくすればデータを待避できるだろうと、気軽にPCを修理に出した直後、気づいてしまったのです。
iPadのバックアップ、あのPCの中だ。
PC故障直前にiPad交換機を入手し、移行作業をするつもりでした。
事態は急展開。
PCに
Google Chrome
iTunes
iCloud
をインストール。
とりあえず、画面は見えないけど、電源ケーブルを接続すると、5秒程度ごとに、電源ケーブル接続時の音が鳴り続けているけれど、iTunesにバックアップ開始。
iTunesにアプリケーションがバックアップされていない。
なんでやねん!
そうこうしていると、このiTunesをiCloud accountで認証してやる必要があることに気づく。
アプリも待避できた。
ということは、アプリが抱えているデータも、きっと待避できたのでしょう。
ひとまず、交換機にデータをリストア。
いくつかのアプリケーションをみてみたところ、何となく、データ移行が成功している感じ。
気になるのは、故障機が生きていそうなこと。
アプリケーションによっては、同じIDで通信すると、データを破壊するものがあるようです。
それに、故障機をソフトバンクモバイルに送り返した際、内部にデータが残っている状況は、いかにもマズイ。
世の中に出回る資料は、iPadの設定から初期化する方法が書かれている。
今知りたいのは、画面が見えなくても初期化する方法。
んー。
いろいろ調べていると、友人らが、iTunesでできることを発見。
バックアップを戻すのとはべつに、工場出荷時の状態にできることが判明。
でも、そのタイミングで、OSが最新版になってしまうのですが。
(ご存じの通り、iOS6は使えない地図を抱えており、私はiOS6の愛用を続けているのでした)
ソフトバンクモバイルに確認したら、交換機と故障機は交換なので、iOS6になっても、修理されて戻ってくるわけではないことが判明。
よっしゃー。
これまで、避け続けていたiOS6へのバージョンアップとともに、故障機を初期化。
3時間もかかるらしい。
ということで、そのまま外出。
出先で、交換機をサクサク使っていると、地図が、なんか変。
あれ?
「これ、iOS6やんケー」
怒濤の「想定外」多重障害は、不本意なiOS6マシンをつかまされるというオチでした。
iPadの画面表示が異常となり、その後一瞬復活した瞬間をとらえて、パスコードロック設定の解除に成功したことは、不幸中の幸いだったといわざるを得ません。
パスコードが設定されていると、パスコード入力をiPad側で行わないと、バックアップすら取れないのです。
何か、解決策はないものでしょうか。