小さいけど、気になるニュースがある。
7月中旬ごろ、アフリカでエボラ出血熱が再流行の兆しを見せていた。
エボラ出血熱、リベリアやシエラレオネで死亡者急増=WHO Reuters
7月の段階では、特定地域に限定されていたようだが、ここへ来て、危険な状況になっているようだ。
エボラ出血熱拡大、各国が非常事態宣言 国境封鎖も - 朝日新聞デジタル
エボラ出血熱は、天然痘と並び、致死率が高い感染症だ。
天然痘の撲滅は、ワクチン開発の成功が大きかったが、エボラ出血熱は、今も治療法がない。
経済水準の高くないアフリカでの感染症だから、高い価格では薬が売れず、製薬会社が特効薬を熱心に開発することが期待できない。
そのため、感染が拡大すると、絶望的な状況になる。
利益にならないけれど、どうしても、誰かが開発しなければならない。
そこに風穴を開ける動きもあるようだ。
エボラ出血熱のワクチン、9月にも人間に投与実験 米国 - CNN
利益は出ないけれど、きっと、ノーベル医学生理学賞を受けるだろう。
約1億円の賞金付きで。
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