2014年7月23日水曜日

CDセグメント車、試乗は「意外」な結果に

持っていた車が壊れたことで、国内2社2車種、海外2社2車種を乗り比べました。
まー、買い替え時しか試乗する機会など、持てないですから、この際、少し考えている候補についても、試してみた、というのが正直なところです。

この4車種を選んだのは、私がFFを好まないこと、FFは未経験ですが、後輪駆動が好みであることが、響いています。
試乗にあたっては、タイヤの上に座る後部座席の方が、運転席よりも振動しやすいことから、自ら後部座席に座る「試乗」も必須としました。

後輪駆動と、後部座席試乗は、これまで乗っていた車を選んだときと同じ条件です。
昨年、タクシーに乗る機会が多くあり、いろいろな車種を経験できた結果、車種ごとに振動に大きな差があり、乗る人の体調に少なからず影響することを実感しました。
走行時の小さな振動の連続が、疲労を招くようです。
体調不良の時に乗ると、どなたでも分かると思います。

まず、価格は、
M>N>B>T
の順。(この略号で、どこのメーカーか分かってしまいますね)

乗り心地の評価は、
T>N~M>B
という感じでした。
Bだけ、Cセグメントだったので、やむを得ないですね。

Mについては、家族は同乗せず、私だけの評価です。
それ以外は、家族も同じ感想でした。
この結果、「意外」です。

まず、足回りがソコソコ硬いのが、私の好みです。
ですから、その段階でTは選考から漏れそうな印象を持っていましたが、らしくない硬さが好印象。
以前試乗したLは硬すぎた経験があるので、ちょうど良さが光りました。

NMBが、Tに比べて硬いのは、想定通りです。しかしながら、NMBの小刻みな振動が、ドッと疲れを誘います。

試乗して分かったのは、「ブランドとは、体験に基づかないイメージ」だということです。
結局、自分にとっての価値を測るものさしは、自身の体験に基づかなければならない、という、ごく当たり前のことを確認する試乗となりました。

メーカーさんは、お客さんに試乗してもらおうと、色々な呼びかけをしています。
人によって、感じ方が異なるので、みなさんも自分自身の体験を求めて間口を広げてみると、意外な結果を楽しめるかもしれませんよ。

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