2012年9月22日土曜日

彼岸

霊園に向う人波を車窓から眺め、彼岸だと気付く。

きょうは秋分の日。

恩師を偲ぶ会が、この日に設定された訳が、いま分かった。

いなくなってから、その存在に気付かされる。
20年近く会っていなくても、どこかにいると、勝手に信じ、安心していた。
だが、やはり20年は長い。
歳も取れば、病気にもなる。

根拠なき安心感からは、いつか現実が突き付けられる。
当たり前を当たり前とせず、としていたはずだった。
その守備範囲を、身近なところにまで広げよう。

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