高速道路で大騒ぎしたのは、いつの頃だったろう。
余った金を、借金返済に回すのではなく、値下げに使うのでもなく、高速道路建設に使うのだという。(朝日新聞デジタル)
高速道路の建設や年金ばら撒きの話しを周囲の人としていて、東京外環道の話題になった。
外環建設に、今となっては賛成できない。
人口減やデフレで日本が縮む中、東京は依然として膨張し続けている。
その起源は分からないが、強い引力が作用しているかのようだ。
引力に金を注げば、ますます力が強くなる。
そこでの暮らしを改善すれば、膨張を助長してしまう。
今、そのようなことに使う金など、ありはしない。
しかしながら、失業者が減らず、景気の改善が見られないとき、ポール・クルーグマンの言うように、財政出動が必要なら、福島への遷都を考えたい。
「被災地の復興」という言葉に、胡散臭さを感じている。
元通りに「除染」することなど、無責任な言葉だ。
東京電力が金を出すというが、彼らは金を出しはしない。
金を出すのは、独占によって金を強奪されている消費者だ。
それでも、福島は東京の犠牲になったのは、事実だ。
多少なりとも意味のある使い方を、倫理的に意味があり、次代につながる使い道を考えると、東京の引力を減らすためにも、福島遷都論が勢いを持つ予感がする。
ただ、次の犠牲が生まれると、話はややこしくなってくるのだが。
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